1980年のアメリカ映画です🇺🇸
巨匠スタンリー・キューブリックの監督作品です。
原作はスティーヴン・キングです。
原作者本人が
『映画化された中で一番気に入らない』と激怒させた、曰く付きの作品らしいです💦
コロラドのオーバールック・ホテルは多くの有名人が訪れる伝統のあるホテルだ。
ロッキー山の上にあるこのホテルは、冬場になると積雪のため閉店せざるを得ない。
小説家を目指すジャック・トランス(ジャック・ニコルソン)はこの期間のホテルの管理人として求職してくる。
ホテルの支配人は、かつてこのホテルの冬季管理人だったグレイディが孤独感に耐えかねて家族を惨殺したこともあるような仕事であることを気にしている。
しかし、教職の仕事を辞め定職のないジャックにとってはまたとないチャンス!
オーバールック・ホテルの閉鎖の日、トランス一家は住み込みで管理をするためにホテルにやってきた。
ホテルの従業員は引き上げの準備に追われている。
超能力「シャイニング」を持つトランス一家の息子ダニー(ダニー・ロイド)は、同じ能力を持つ料理長のハロラン(スキャットマン・クローザース)に『237号室が怖い』と告げるが、ハロランは『何もない』と言い聞かせて去って行った。
例年になく深い雪につつまれたオーバールック・ホテル…トランス一家3人だけの生活が始まった。
原作とは全く異なる解釈とエンディングらしいです。
(私…原作は読んでいません)
この映画…子供の時に一度観たことがあるのですが、ホラー映画なのに内容が難解で、最後まで観ることが出来ませんでした。
で、大人になった今、改めて観たのです。
主人公が亡霊に取り憑かれるという、かなり古典的なホラーでしたが
観終わった後もさらにヒシヒシと恐怖感が湧いてくる作品です。
ハゲが完成する直前の頃のジャック・ニコルソン…
怖すぎます😭
最強の狂気を演じています😭
ジャックの奥さんウェンディ(シェリー・デュバル)。
最初の頃はメンタル弱め、空気読めない系の女性でしたが
ストーリーが進むにつれ
だんだん強くなっていきました💪
キューブリック監督は彼女に対してわざと何度もNGを出し、127回にも及ぶ撮影回数を記録してギネスに載ったそうです。
それが原因ではないと思いますが
現在は精神疾患(おそらく統合失調症)を患っています。
↓現在のシェリー・デュバル
そしてジャックの息子ダニー(ダニー・ロイド)。
70年代っぽい感じのお子様…
すごーく可愛いです。
およそ5000人くらいの候補から選ばれた名子役です(当時6歳)。
今は俳優業はしていなくて
ケンタッキーにある大学で生物学の教授をしているそうです。
↓現在のダニー・ロイド
この作品をオマージュした映画…いくつかあるのですが
なんと!
クレヨンしんちゃんの映画♪
『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦』で本作の名シーンをパロディとしたシーンがいくつかあるようです。
エレベーターホールで血が洪水のように流れてくるシーン
クレヨンしんちゃんではとろろ芋が流れてきます(笑)
さらに
双子の亡霊
ナーラオ&ヨースルの双子
『シャイニング』…名作ですので
是非観てください。
後半30分のハラハラドキドキは圧巻ですよ〜✌️