トゥー・リブ・アゲイン

1998年のアメリカのテレビ映画です🇺🇸
監督はスティーヴン・シャクター。
実話に基づいたお話です。



娘の死から立ち直れずにいる元ソーシャルワーカーのアイリス(ボニー・ベデリア)は、母親(フランシス・スターンハーゲン)によって16年間自宅で監禁されている女性カレン(アナベス・ギッシュ)のケースに関わることになる。
カレンには統合失調症の症状が認められたため、精神科病院に収容されるが、『彼女の人生を取り戻してあげたい』と願うアイリスはカレンを引き取り一緒に暮らし始める……。


実話ということですが
あまりにも予定調和的なストーリー展開で
『ホントに実話なの?』
と思ってしまいました。
よく出来たお話でした。

日本でも最近似たような事件がありましたが
精神科治療に対する敷居の高さと不信感はまだまだ根強く残っていることを実感しています。

ネタバレになってしまいますが
カレンは統合失調症じゃなかったんですよね。

もし彼女が統合失調症だったら
こんなにうまくいったのかしら?と思いました。
ソーシャルワーカーの単なる暴走ともとられかねない…💦

精神科病院や薬物治療に関してはかなりネガティブな描かれ方をされていたのがとても残念でした。

ただ、お話自体はハートウォーミングで
素敵な結末でした。

お馬さんやワンちゃんも出てきて
アメリカらしい映画でした。


ソーシャルワーカー役のボニー・ベデリアっていう女優さん…
どこかで見たことあると思っていたら
『ダイ・ハード』に出演されていました。



あのマコーレー・カルキン君の実の叔母様です。
現在70歳です。


DVDは発売されていないようですが
Amazonプライムビデオで観ることができます。
お時間があればどうぞ。