ゆれる

2006年の日本映画です。

西川美和監督作品です。


{2CC1CB3A-E73D-44E9-8E0B-EAAEABEA4712}


故郷を離れ、東京で写真家として活躍する弟・猛(オダギリジョー)。

{855903FE-6F05-4CE3-8A2B-22A85659AC27}


母親の法事で久々に帰省し、兄・稔(香川照之)が切り盛りする実家のガソリンスタンドで働く昔の恋人・智恵子(真木よう子)と再会する。

{8A614EEC-A538-48F7-AC0D-ACC7CD073834}


猛と智恵子とは一夜を過ごし、翌日、兄弟と彼女の3人で渓谷へ遊びに行く。
猛が智恵子を避けるように写真を撮っているとき、智恵子が渓流にかかる吊り橋から落下する。その時近くにいたのは稔だけだった。

{F399CA33-29E7-40AF-962D-1CA8A53D0A79}


事故だったのか、事件なのか、裁判が進むにつれて兄をかばう猛の心はゆれ、最後には証言台に立ってある行為を選択する。



香川照之さん…
相変わらず気持ち悪い(笑)
その怪演ぶりは本作でも遺憾無く発揮されています。
特に裁判シーンでの気持ち悪さは格別です💦

{C10C7CD8-71A8-47C6-B5A2-B3DC38368713}


オダギリジョーさんは色気がありますね。
感情を押し殺したシーンよりも
むしろ感情を剥き出しにしたシーンに上手さを感じました。

{74DD5EF0-911A-4025-9EB3-F7AD726DDB3C}


真木よう子さんに関しては…
頭が悪くてすごーく嫌なタイプの女(←女性目線で)を見事演じきっていました。
実際にはとても美人なんだけど、劇中では垢抜けない感じで、そのギャップが素晴らしかったです。

{F2210D0A-11E0-427A-9C93-43886261EB5C}


さらに…
脇役陣もスゴイ顔ぶれでしたね。

{F6C491A9-1DEB-4E3C-91B0-F9E9BCF41582}

伊武雅刀さん。
兄弟のお父さん役。
この方も実際にはダンディな方ですが、劇中では単なる田舎のおっさんでした💦


{2306621D-4D89-4654-B1C5-FE07E668B179}

蟹江敬三さん。
伊武雅刀さんのお兄さん役で弁護士さん。
存在感がありました。


{9527CEF2-71F6-4576-8A94-765728FB53D4}

あのピエール瀧さん。
刑事役。
ちょっとだけの登場…
もっと観たかったです。


検事役。
ユニークの一言!
阿曽山大噴火さんの裁判ネタで出てきそうな感じでした(笑)


兄弟とは?
家族とは?

を考えさせられる作品でした。


そしてそして…
本作で私が心惹かれたもの


オダギリジョーさんが乗っていたクルマ…
『フォード ファルコン 1964』。
お洒落なクルマでした。
欲しい!!

{25956954-2218-472E-A6B0-A293DF2537B7}

{AB560DF2-D7C8-402C-A33E-8A6AD1039626}


それと…
カリフラワーズのエンディング曲『うちに帰ろう』。
滲みる曲でした♪