姉妹坂

古い映画を観ました。

1985年の日本映画です🇯🇵
大山和栄先生の同名コミックが原作です。
監督は大林宣彦



喜多沢家の四姉妹は両親亡き後、長女・彩(紺野美沙子)、次女・茜(浅野温子)、大学生・杏、高校生(沢口靖子)・藍(富田靖子)で茶房、小径を営んでいた。
ある日、杏は、桜庭諒(尾美としのり)と柚木冬悟(宮川一朗太)に同時に愛を告白された。それを知った冬悟の許嫁・毬子(横山美樹)は、杏に喜多沢家の本当の娘は彩だけだと話すが……。







大林宣彦監督と言えば『尾道』ですが
本作は京都を舞台にした作品です。

子供の頃に原作の漫画を読んでいました。
その後映画化され
リアルタイムでは観れず
少し大人になって深夜のテレビで本作を観ました。

当時は艶やかで美しい作品だと思っていましたが
今観るとツッコミどころ満載です💦

いきなり踊りだしたり(ダンスがかなり変)
浅野温子がすごーく浅野温子だし(何故か一人だけ京都弁じゃないし)
みんなお化粧が濃いし…

ストーリー自体は素敵なラブストーリーです。
80年代『細雪』といった感じで
四姉妹の家族愛と恋愛の物語です。
(末妹の富田靖子だけ恋愛模様が描かれていませんでしたが)
かなり泣けるお話でもあります。

沢口靖子さんがかなりおキレイでしたね。



尾美としのりさんが憂いを含んだ美青年で素敵でした。
演技力も抜群でした!



大林作品には珍しくDVD化されていないようですが、アマゾンプライムで観ることができます。
お時間があればどうぞ。

予告編はないので
中国版の『姉妹坂』を貼り付けておきます。