リピーテッド
2014年のイギリス=アメリカ=フランス=スウェーデン合作映画です🎬
S・J・ワトソンの小説『わたしが眠りにつく前に(Before I Go to Sleep)』が原作です。
製作総指揮はリドリー・スコット。
脚本・監督はローワン・ジョフィ。
目覚めると前日までの記憶が全てリセットされてしまう特殊な障害があるものの、献身的な夫ベン(コリン・ファース)に支えられ日々を送っているクリスティーン(ニコール・キッドマン)。
ある日、医師(マーク・ストロング)だという人物から電話がかかってくる。
それを受けたクリスティーンは、夫に黙って彼のもとで診察を受けていると聞かされ、数週間前から自分が毎日の出来事を映像で記録していることも教えられる。
その映像を捜し出して再生する彼女だったが、そこには信じられない光景が収められていた……。
すごくわかりやすいミステリー映画でした。
多分こういうオチになるんだろうな…ってある程度予測はできましたが
それでも面白かったです。
前半は出てくる人全員が悪人(嘘つき)に見えて
結構ハラハラドキドキしました。
ストーリーの派手さや凄みはなかったものの
適度に捻りがあり
ちょっとしたイライラ感も盛り込まれていて
かなり良作だったと思います。
この手の作品って
犯人が捕まって
全てが明らかになり
強いヒロインのアップで終わるパターンが多いのですが(その後この人たちはどうなるのかしら?という余韻を残しつつ)
本作は最後に思いっきり泣けるシーンがあって
こういう終わり方もアリだと私は思いました。
(賛否両論あるようですが)
主演のニコール・キッドマン…
パーフェクト感が強い女優さんのイメージがあって、一瞬ミスキャストかとも思われましたが
普通のおばちゃんを演じ切っていて
素晴らしかったです。