マッチポイント

2005年のイギリス映画です🇬🇧

監督・脚本はウディ・アレンで、第78回アカデミー賞脚本賞ノミネート作品です。

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ロンドン。
野心家の元テニスプレイヤーのクリス(ジョナサン・リース・マイヤーズ)は、大金持ちのトム(マシュー・グード)と親しくなり、やがて彼の妹クロエ(エミリー・モーティマー)と付き合うようになる。
ある日、トムの別荘に招かれたクリスは、トムの婚約者でアメリカ人の女優ノラ(スカーレット・ヨハンソン)と出会い、挑発的な彼女に惹かれ、ついには関係を持ってしまう。
ノラを忘れられずにいるも、クリスは上流階級への道を選び、クロエと結婚するが、ある日偶然ノラと再会し、抑えきれない愛欲で再び関係を持ち始める。
欲望と野望の狭間で、クリスの想いは激しく揺れ動き、ついにはとんでもない結末へと辿り着く……。

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前半4分の3はラブストーリーで、ありがちな不倫物語でしたが
後半4分の1は一気にハラハラドキドキのサスペンス仕様となります。

ウディ・アレン作品だというのを忘れてしまいくらい、重厚でヨーロッパ的な作品でした。

ちなみに、ウディ・アレンは自らの作品でこれが一番好きだと語っています。

けれども随所に散りばめられたウィットはやはりウディ・アレンならではのものでした。

冒頭の台詞… 

マッチポイントでテニスボールがネットにかかりボールがちょうど真上に高く上がったとき、どちらのコートに落ちるかわ分からない!
それは神のみぞ知るセカイだ!


これがこの作品の全てを表現しています。

あの『太陽がいっぱい』に雰囲気が似ていて
シェイクスピア的でもあり
ヒッチコック的でもあり
本当に素晴らしい作品でした。

とても不条理です。
観ていて自分の道徳観が危うくなりそうでした。
かなりヤバい作品です。

ノラ役のスカーレット・ヨハンソンは前半セクシーで美しかったですが、後半は余裕のないつまらない女になってしまいました。
お顔もだんだんブスに…
いや、ありきたりのお顔になってきて
名演技でした✌️

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クリス役のジョナサン・リース・マイヤーズは翳のある感じが素敵でしたね〜🌟
結構タイプです(笑)

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しかし!
役柄さながら
かなりヤバい俳優さんみたいです。
非行歴、逮捕歴の数々…お騒がせ俳優さんです💦

かなりお薦めの作品です。
音楽も良かったです。
是非観てください。