マッチポイント
2005年のイギリス映画です🇬🇧
ある日、トムの別荘に招かれたクリスは、トムの婚約者でアメリカ人の女優ノラ(スカーレット・ヨハンソン)と出会い、挑発的な彼女に惹かれ、ついには関係を持ってしまう。
ノラを忘れられずにいるも、クリスは上流階級への道を選び、クロエと結婚するが、ある日偶然ノラと再会し、抑えきれない愛欲で再び関係を持ち始める。
欲望と野望の狭間で、クリスの想いは激しく揺れ動き、ついにはとんでもない結末へと辿り着く……。
後半4分の1は一気にハラハラドキドキのサスペンス仕様となります。
ウディ・アレン作品だというのを忘れてしまいくらい、重厚でヨーロッパ的な作品でした。
ちなみに、ウディ・アレンは自らの作品でこれが一番好きだと語っています。
けれども随所に散りばめられたウィットはやはりウディ・アレンならではのものでした。
冒頭の台詞…
これがこの作品の全てを表現しています。
あの『太陽がいっぱい』に雰囲気が似ていて
シェイクスピア的でもあり
ヒッチコック的でもあり
本当に素晴らしい作品でした。
とても不条理です。
観ていて自分の道徳観が危うくなりそうでした。
かなりヤバい作品です。
ノラ役のスカーレット・ヨハンソンは前半セクシーで美しかったですが、後半は余裕のないつまらない女になってしまいました。
お顔もだんだんブスに…
いや、ありきたりのお顔になってきて
名演技でした✌️
クリス役のジョナサン・リース・マイヤーズは翳のある感じが素敵でしたね〜🌟
結構タイプです(笑)