雨にゆれる女

2016年の日本映画です🇯🇵

監督は半野喜弘
↑この方…本業はミュージシャンらしいです。



本名を隠し、『飯田健次』という別人としてひっそりと暮らす男(青木崇高)。
人との関わりを拒む彼の過去を知る者は、誰もいない。
ある夜、突然同僚の下田(岡山天音)が家にやってきて、無理やり健次に女(大野いと)を預ける。
謎の女の登場で、健次の生活が狂い始める。
なぜ、女は健次の前に現れたのか。
そして、なぜ、健次は別人を演じているのか。お互いに本当の姿を明かさないまま、次第に惹かれ合っていくふたり。
しかし、隠された過去が明らかになるとき、哀しい運命の皮肉がふたりを待ち受けていた……。








松田優作さんのハードボイルド映画のような雰囲気の作品でした。
新しい作品なのですが、どこか昭和の匂いがします。

ストーリー自体はとても面白かったです。
大どんでん返しとまではいきませんでしたが、想定外の展開が後半に次々と見られます。

『雨』をモチーフとしているところはありきたりな感が否めませんが、映像のコントラストは秀逸でした。

主演の青木崇高さん…素敵な方でしたね。
引き込まれるような演技力でした。


女優さんの方は・・・
う〜ん💦
難しい役どころではありましたが
あまり魅力が伝わって来なかったです。
お若くしていろいろな作品に出演されているようですが
演技力はまだまだ…今ひとつかな?
って個人的には思いました。


1時間30分にも満たない短めの作品ですが

消化不良を感じることはほとんどなく
それなりに楽しめました。
宜しければ観てみてください。