1999年の日本映画です。
『福田和子事件』が基となった作品です。
第24回日本アカデミー賞で多数の賞を獲得しています。
監督は阪本順治さん。

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その殺人…『妹殺し』は決して計画的な犯行ではなかった。
衝動、むしろ事故ともいえる、当人にとってさえも突然の出来事だった。

生まれてからずっと家の中そして劣等感や自己嫌悪という心の殻に篭りっきりの卑屈で歪んだ生活を送ってきた吉村正子(藤山直美)は実母(渡辺美佐子)の葬儀当日、折り合いの悪かった妹(牧瀬里穂)を口論の末殺害。
35歳になって初めて家を捨て、偽名を使い、逃亡を始める。

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行く先々で様々な人間に出会う正子。
決して優しいとも美しいとも言えないそれらの出会いひとつひとつが、彼女に今まで感じたことのない生きている実感を与えていく。
しかしその一方で、警察の手は着々と正子に迫っていた……。

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藤山直美さんがもうとんでもないデブス女を演じていました💦
でもどんどん綺麗になっていく(笑)

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脇役も皆さん素晴らしかったですね。

クラブのママ役の大楠道代さんが色っぽかったです。

一番色っぽかったのは、大楠道代さんの弟役の豊川悦司さん。
若い頃はゾクッとする位イケメンでした。

トラックの荷台で正子をレイプする行きずりの男を今は亡き中村勘三郎さん(当時は勘九郎さん)が演じていました。
こんな汚れ役も立派に演じていらっしゃいました。

正子の初恋相手役の佐藤浩市さん…
一見普通っぽく見えましたが、かなりヤバい人でした💦

殺人犯の逃亡劇を描いたシリアスな作品なのですが

藤山直美さんがいちいち可笑しくて
(風貌、喋り方、笑い方…etc.)
コメディ映画と見間違うほど💦

逃亡犯の吉村正子は悪者ですが
ついつい

頑張れー!

って応援したくなりました。

まあまあ面白い作品でした✌️