2002年の日本映画です🇯🇵
南木佳士先生の小説が原作です。
監督は小泉堯史。
東京に住む上田孝夫(寺尾聰)と美智子(樋口可南子)の夫婦。
孝夫は売れない小説家、美智子は大学病院の有能な医師だった。
ある日、美智子は流産をきっかけにパニック障害にかかってしまう。
都会の生活にも仕事にも疲れきっていた2人は、孝夫の故郷である信州へ移住することを決心した。
2人は移り住んだある村で、村の死者がまつられた阿弥陀堂で暮らしているおうめ婆さん(北林谷栄)を始め、様々な人々と出会った。
喋ることが出来ない難病を抱える少女・小百合(小西真奈美)は、おうめが日々思ったことを書きとめ、村の広報誌に“阿弥陀堂だより”として連載していた……。
映像と音響が美しい作品でした。
最近テンポの速い映画ばかり観ていたので
たまにはこんなゆったりした作品も良いですね〜♪
どうということはないストーリーです。
主人公は樋口可南子さん扮する美智子…なのかな?
女医さんでパニック障害を患っているという設定です。
多忙な大学病院での勤務を辞め
流産のショックから現実逃避することで
パニック障害を克服しようというものですが
専門家からすればツッコミどころ満載です💦
映画全体に影響はないので別に構わないのですが。
樋口可南子さん…
SoftBankのお母さんのイメージが定着していますが
今から15年前の作品ということもあって、すごーく若くてお綺麗です。
自称小説家なのですが
単なるヒモにしか見えなかった💦
でもすごーく優しい人でした。
そして北林谷栄さん…
これが遺作の1つ前の出演作です。
可愛いおばあちゃんでしたね〜😊
この頃はもう歩くのもおぼつかない状態だったそうですが
劇団民芸創設時からの盟友だった故・宇野重吉さんの息子である寺尾聰さんからのオファーで出演を快諾されたそうです。
北林谷栄さんは本作で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞しました❗️
まさかの❗️
Dr.コトーも出演していました。
ほのぼのした気持ちになれる作品です。
宜しかったら観てみてください。