樹の海

2005年の日本映画です🇯🇵

監督は瀧本智行
本作が監督デビュー作です。

{71C4DB03-F0BA-4A2E-96A6-7EE1CF252995}


借り逃げした女を追いかけ、樹海へと足を踏み入れた消費者金融を営むタツヤ(池内博之)の不安。
樹海で自殺した女性と、自分が一緒に写っている写真を探偵(塩見三省)に見せられるサラリーマン、山田(津田寛治)のとまどい。
日々何事にも関わらず、自分の経歴を隠し続けて駅売店に勤める手島(井川遥)が樹海へと向かう、思いつめた目。
公金横領の罪を一身に背負わされ、樹海に放り出された朝倉(萩原聖人)が、自殺志願者の男と森の中で出会ったときの驚き、そして……。


{828B439C-3AAE-495E-8341-E950BF5682AF}

{0868F815-3538-40AB-9E85-86E6DB42C4D1}

{A920F7DE-7DBD-4CA9-9A36-DCB809416809}

{402F4ABA-85B4-4439-BEA2-52EB180F232D}

自分のせいで自殺される人
自殺に関わる人
自殺を思いとどまる人
そして
自殺を止めることができなかった人

4つのエピソードが繰り広げられる群像劇です。

テーマはかなり重いのですが
出演されている俳優さんたちがいずれも名演技で、完成度の高い作品に仕上がっています

池内博之さんと萩原聖人さんはほぼ一人芝居で、卓越していました。

要するに
自殺は悪ですよ!
ってことを言いたい作品なのですが

自殺する人は決して悪人ではない!

ということも同時に描かれていて

そういう意味では救いようがあるお話でした。

賛否が分かれる映画のようですが
たまにはこういう作品も良いかも。
お時間があればどうぞ〜♪

富士山麓の樹海…
おどろおどろしいけれど
映像は美しかったです😊