BABEL バベル

2006年のアメリカ映画です🇺🇸

あの菊地凛子さんの出世作です。
彼女はこの作品で米映画批評会議賞新人女優賞を受賞しています。
監督はアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ

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はじまりはモロッコ
夫婦の絆を取り戻そうと、この地を旅するリチャード(ブラッド・ピット)とスーザン(ケイト・ブランシェット)。
2人の乗るバスに撃ち込まれた一発の銃弾によりスーザンは重傷を負う。
言葉も通じず、医者もいない辺境で、妻の命を懸命に救おうとするリチャード。
一方で、この発砲事件の犯人を米国人を狙ったテロリストと断定したモロッコ警察たちの捜査が始まる……。
銃の持ち主を辿ると、意外なことに、東京で聾唖の娘(菊地凛子)と2人きりで暮らすある会社役員(役所広司)に行き着いた。
彼は数年前に自殺で亡くした妻について未だ事情聴取を受けていた……。
そしてその頃、リチャードとスーザンの帰りを待つ幼い子供たちは、息子の結婚式に出席する乳母にメキシコへと連れられる。刺激的な異文化を楽しむ2人。
しかし彼らにも生死を分ける思いもかけない事態が待っていた……。

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このお話は、『旧約聖書』の『創世記第11章』にある『バベルの塔』が下敷きになっています。
天まで届くバベルの塔を建てようとした人々に対して神様が怒り、別々の言語を話させるようにしたところ、彼らは統制が取れなくなり、世界中に散っていったというお話。


この作品を簡単に言えば

コミュニケーションは難しい!

ということ。

もっと言えば

言葉が通じなければ心も通じない!

…でしょうか?

さらに言えば

国が違えば警察も違うし命の重さも違う!


賛否両論ある作品のようですが
時間軸を交叉させつつ、群像劇的展開が繰り広げられるタイプの作品…
私は好きです❗️


特にオチはありません。
観る人の感性にお任せします的な作品なので
余計に想像力が掻き立てられました。


菊地凛子さん…
演技がめちゃくちゃお上手でしたね〜‼️
もし彼女がすごーい美人だったら
演技力の上手さはここまで際立たなかったのでは?
なんて思いました。

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↑女芸人の植田ミカヅキちゃんにそっくり😵
ミカヅキちゃんの方が美人ですが💦


日本の刑事を演じた二階堂智さん…
色気があって素敵でした🌟
もちろん役所広司さんも❗️

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役所広司&菊地凛子親子が住む超高層マンション…これは『バベルの塔』の直喩ですね。

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そして…
ケイト・ブランシェットはひたすら美しかったです。
イイ歳の取り方をしていますね〜☺️

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ブラピもありきたりの役ではありましたが
まあ良かったんじゃないでしょうか?
いろいろツッコミどころは満載でしたが💦

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かなりお薦めの作品です。
是非‼️