小さいおうち

2014年の日本映画です。


名匠・山田洋次さんの82作目となる監督作で
第143回直木賞を受賞した中島京子先生の小説が原作です。

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昭和11年。田舎から出てきた純真な娘・タキ(黒木華)は、東京郊外に建つ少しモダンな赤い三角屋根の小さなお家で、女中として働きはじめた。

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そこには若く美しい奥様・時子(松たか子)と旦那様・雅樹(片岡孝太郎)、そして可愛いお坊ちゃまが、穏やかに暮らしていた。

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しかしある日一人の青年・板倉(吉岡秀隆)が現れ、奥様の心があやしく傾いていく。
タキは、複雑な思いを胸に、その行方を見つめ続けるが……。

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それから60数年後の現代。晩年のタキ(倍賞千恵子)が大学ノートに綴った自叙伝には“小さいおうち”で過ごした日々の記憶が記されていた。
遺されたノートを読んだ親類の健史(妻夫木聡)は、秘められ続けてきた思いもよらない真実に辿り着く。

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いや〜
良い作品でした。
号泣しちゃいました😭


昭和モダンの映像がとても素敵でノスタルジックでした。

ベースは恋愛(不倫)映画なのですが、反戦へのメッセージも描かれていました。


若き日のタキに扮した黒木華さんが素晴らしかったですね!

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田舎臭くて控えめな演技が秀逸でした。
(この作品で、第64回ベルリン国際映画祭銀熊賞に輝いています)


時子奥様役の松たか子さん。

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女優さんとしては嫌いじゃないのですが
どんな役柄を演じても意地悪っぽく見えるのは何故でしょうか?
(この作品ではいい人の役だったのですが、顔がいつも怖い💦)


そして…吉岡秀隆さん。

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独特の空気を纏った演技力は素晴らしかったです。

が・・・

どうも『北の国から』の純のイメージが払拭できない💦
背後に田中邦衛さんが見えてきます。
(この作品に田中邦衛さんは出演されていませんが、ストーリーのどこかにひょっこり登場してきそうな感じがしましたww)

久々に日本映画らしい良い作品に出会えました。

是非!
お薦めです!