鑑定士と顔のない依頼人
2003年のイタリア映画です。
監督は『ニュー・シネマ・パラダイス』のジュゼッペ・トルナトーレです。
引き受けたのは、天才的鑑定眼をもち、世界中の美術品を仕切る一流オークショニア、ヴァージル・オールドマン(ジェフリー・ラッシュ)。
それは、資産家の両親が亡くなり、屋敷に遺された絵画や家具を査定して欲しいという若い女性クレア(シルヴィア・ホークス)からの、ごくありふれた依頼のはずだった。
ところが、依頼人は嘘の口実を重ねて決して姿を現さない。
だか、ヴァージルは不審を抱きながらも断ることができない。
何故ならその屋敷の床には、もしそれが本物なら歴史的発見となる美術品の“一部”が転がっていたからだ。
屋敷を訪れるたびに深まる謎。
果たして奇妙な鑑定依頼の本当の目的とは……?
面白かったです。
まあ酷いお話ですね。
人間不信になりそうです。
大ドンデン返しのラストは怒りに震えてしまいました💢
悪人には必ず天罰が下る!
因果応報であって欲しい!
そう切に願いました。
音楽も良かったですね。
『海の上のピアニスト』のエンニオ・モリコーネが手がけています。
お薦めの一作です。