8月の家族たち
2013年のアメリカ映画です🇺🇸
トレイシー・レッツの同名の戯曲が原作です。
この戯曲…ピュリッツァー賞を受賞しています。
一癖ある母バイオレットは癌を患い、長女のバーバラ(ジュリア・ロバーツ)は夫(ユアン・マクレガー)の浮気と娘(アビゲイル・ブレスリン)の反抗期に悩んでいた。
一方、次女アイヴィー(ジュリアンヌ・ニコルソン)はひそかな恋に胸を躍らせており、三女カレン(ジュリエット・ルイス)は家族の危機に婚約者を伴い帰宅した……。
【人物相関図】
この作品…『ブラックコメディ映画』とジャンル分けされているようですが
いやいや💦
コメディではありません。
陰鬱な未解決ホームドラマです。
家族のドタバタが片付いて
もうこれで終わりかな?と思っていたら
次から次へとダークな事実がさらに浮き彫りとなり
救いようがない感じでエンディングまで展開していきました。
家族なんて血縁によってランダムに選ばれた細胞に過ぎない
という台詞が登場するシーンがあるのですが
これこそがこの物語の核心だと私は思いました。
後味が悪い作品ですが
メリル・ストリープの演技は圧巻でしたね〜♪
そしてジュリア・ロバーツ…
老けたなぁ💦
でもアラフィフの貫禄と魅力が満載でした。
ますます素敵な女優さんになりましたね☺️
“女なんて若ければイイ”…なんて考え方しか出来ない日本男性に彼女の魅力は理解できないだろうなぁ(笑)
レビューを見ると高評価が少ない作品ですが
私的にはお薦めです。
いつものように予告篇を貼っておきますが
本編は全然イメージが異なりますのでご注意を!
もう一回言います。
この作品はコメディではありません‼️