女は二度決断する
2017年のドイツ映画です🇩🇪
原題はAus dem Nichts
実話ベースの作品です。
監督はファティ・アキン。
ドイツ、ハンブルグ。
トルコ移民のヌーリ(ヌーマン・アチャル)と結婚したカティヤ(ダイアン・クルーガー)は幸せな家庭を築いていたが、ある日、白昼に起こった爆発事件に巻き込まれ、ヌーリと息子のロッコ(ラファエル・サンタナ)が犠牲になってしまう。
警察は当初、トルコ人同士の抗争を疑っていたが、やがて人種差別主義者のドイツ人によるテロであることが判明。愛する家族を奪われたカティヤは、憎しみと絶望を抱えてさまようが……。
ネオナチに家族を殺された女性の復讐劇です。
物語はとてもシンプルで面白かったです。
特に中盤の法廷劇は圧巻でしたね。
ドイツの司法制度についてはよく分かりませんが
『疑わしきは罰せず』
に終始イライラしてしまいました。
衝撃の結末は
あれで良かったのかなー??
なんてモヤモヤ感が残りました。
私が想定していた結末とはちょっと違っていました。
ラストへのヒントが直前に描かれていたことに観終わったあと気づきました💦
主演のダイアン・クルーガーは迫真の演技でした。
素晴らしい女優さんですね。
社会派ドラマの要素もある作品ですが
あまり難しいことを考えず
家族の物語として観ていただきたいと思います。