妻よ薔薇のように（家族はつらいよIII）
2018年の日本映画です。
以前にこのブログでもご紹介した『家族はつらいよ』のシリーズ第3弾です。
ちなみに、第2弾はまだ観ていません。
監督は山田洋次。
本作は成瀬巳喜男監督作品『妻よ薔薇のやうに』（1935年）へのオマージュらしいです。
平田家の長男・幸之助（西村まさ彦）の妻・史枝（夏川結衣）がコツコツ貯めていたへそくりが何者かに盗まれてしまった。
史枝が落胆する一方で、『俺の稼いだ金でへそくりをしていたのか！』と心ない言葉を口にする幸之助の姿に史枝の我慢が限界に達し、ついには家を飛び出してしまう。
掃除、洗濯、朝昼晩の食事の準備など、これまで平田家の主婦として史枝がこなしてきた家事の数々をやるハメになった平田家の人々は大混乱となるが……。
平田家の毎度お馴染み！ドタバタ劇です。
予定調和的で安心して観ることができる作品ですね。
ただ、第1弾の方が面白かったかなー
今回は長男夫婦のお話でした。
夏川結衣さん演じる長男の嫁が家出して
残された家族が大変なことになるというストーリーなのですが
笑いあり涙あり
しかしどんでん返しなどはなく
ごく普通のストーリーでした。
劇中に出てきた茂田井（史枝の実家がある町）…
素敵な所でしたね〜
次作を予告するような終わり方だったので
第4弾も今後ありそうです。
山田洋次監督…長生きしてください。
