チチを撮りに

2012年の日本映画です🇯🇵

家族を題材とした自主短編映画をてがけてきた中野量太監督の劇場用長編映画デビュー作です。
ちなみに中野量太監督…ブラックマヨネーズの吉田さんの高校時代の同級生だそうです。

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フリーターの姉・葉月(柳英里紗)と女子高生の妹・呼春(松原菜野花)は、父親(二階堂智)が14年前に女を作って出て行ってしまって以来、母の佐和(渡辺真起子)と3人で暮らしていた。
ある日、佐和から「お父さんがもうすぐ死ぬから会いに行って、ついでにその顔を写真に撮ってきてほしい」と頼まれた姉妹は、困惑しながらも、ほとんど記憶に残っていない父親に会いたい気持ちもあり、電車を乗り継ぎ父親のいる田舎町へやってくる。
2人はそこで、異母兄弟の少年(小林海)や叔父(滝藤賢一)に出迎えられるが、すでに父は他界しており、さらに思いがけない人生の修羅場に遭遇する……。

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タイトルの『チチを撮りに』の“チチ”はダブルミーニング
『父』という意味だけではなく
『乳』(母性)という意味もあります。

この作品は別れた父との最期の物語ではなく
母と娘のホームドラマです。

今時の娘と肝っ玉母さんの家族愛を描いた作品で、久々に泣ける映画でした。

随所にユーモアもあり
全体的に重い感じはなくて
むしろ爽やかな感じさえしました。

良いお話でした。

最後のオチ…というか
エンディングは

え?なんでそうなるの?
これまでの素敵なお話が(イイ意味で)台無しになるじゃないよー!

って感じで

ある意味潔かったと思いました。

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葉月と呼春の姉妹…可愛かったです😊

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叔父さん…何かおかしな人でした(笑)

まずまずお薦めの作品です。
良かったらどうぞ〜♪