ディア・ドクター
2009年の日本映画です。
第33回モントリオール世界映画祭コンペティション部門正式出品作です。
やがて村の依頼を受けた警察がやってきて伊野の捜索を始めるが、捜査を続けるうちに誰も伊野の背景を知らなかったことが明かされる。
ヒューマンドラマです。
偽医者のお話です。
理想の医療とは?
なーんて難しいテーマはほとんど描かれていません。
ひたすらほのぼのする作品です。
主演の鶴瓶師匠がイイ味出しています。
今時のボンボン系研修医でいますよ、あんなのがたくさん(笑)
そういう意味で一番リアリティがある役だったかも💦
ああいうおばちゃんナース…田舎に行けばたくさんいます!
そして妙に優秀なんです☺️
嬉しかったのは、救急医役でワンシーンだけでしたが、今は亡き中村勘三郎さんが出演されていたこと!
さらにここでも…
怪優香川照之さんが製薬会社のプロパー役で出演されています。
この方は何でもこなせる役者さんですね。
普通に面白かったです✌️
ただ・・・
映画のコピー
その嘘は、罪ですか。
とありますが
偽医者は罪です!!
ホンモノの医者って何だろう?
医師免許さえ持っていれば「医者」になれるのか。
そう思えない医者もたくさんいるけど。
医師免許の有無なんて実は関係ないのでは?
…などという、この作品に対するレビューを見かけましたが
医者を舐めるんじゃねーよ!
と私は言いたい!!
医学部に入って
6年間がむしゃらに勉強して
医師免許を取得する…
どれだけ大変なことか分かりますか?
簡単なことではありません。
免許がなければいくら正しい手技を行なってもそれは医療行為ではありません。
違法行為なのです!
ま、フィクションなので
そこまで目くじら立てることでもないのですが(笑)