しあわせへのまわり道

2014年のアメリカ映画です🇺🇸

原題は『Learning to Drive』

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マンハッタンのアッパー・ウエスト・サイド。
そこに暮らす売れっ子書評家ウェンディ(パトリシア・クラークソン)は公私共に充実した毎日を送っていたが、ある日、21年連れ添った夫テッド(ジェイク・ウェバー)の浮気が発覚。
しかも夫は彼女を捨てて若い浮気相手の元へと去ってしまう。
落ち込むウェンディだったが、ここで新たな問題に直面する。
彼女は今まで夫に運転わ任せきりで運転免許を持っておらず…
このままでは遠く離れた農場に住む娘ターシャ(グレース・ガマー)にも会いに行けないことに気づいたのだった。
そこでウェンディはタクシー運転手をしながら副業で自動車教習の教官を務めているインド系アメリカ人のダルワーン(ベン・キングズレー)に運転を教わることにする。
文化や考え方が全く違う2人は当初は反発し合うが、次第にウェンディはダルワーンと接することで本当に大切なものを思い出していく。

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ウェンディとダルワーン…
インテリジェンス溢れる2人の大人のお話です。

自動車の教習を人生のレッスンに擬えて
急がば回れ的な教訓が盛り込まれていますが
ちっとも嫌味がなく
穏やかで気持ちの良い作品でした。

アメリカ映画にありがちな、男女のどさくさに紛れて感もなく

宗教的な押し付け感もなし。

面白みに欠けると言ったらそれまでですが
こういう着実な映画…私は好きです。

ありのままの
自分と向き合って
再びまっさらな
私になる…
まわり道の先に
きっと“しあわせ”が
待っているから

さりげない言葉がこころに滲みます。

お時間があれば是非観ていただきたい作品です。