キラー・インサイド・ミー
2010年のアメリカ映画です🇺🇸
ジム・トンプソンの同名小説が原作です。
監督はマイケル・ウィンターボトム。
保安官助手として働くルー・フォード(ケイシー・アフレック)は、職場では勤勉で、長年連れ添っている純朴な恋人(ケイト・ハドソン)とは仲むつまじく、住民からも頼られる存在だった。ある日、ルーは娼婦のジョイス(ジェシカ・アルバ)と偶然出会って以来、長年封じ込めてきた殺意が爆発。
衝動の赴くまま、ルーは暴走を始めてしまう……。
主人公が次々と殺人を犯すクライム映画です。
しかし!
どの殺人も動機が見えてこない💦
かといってサイコパス感も今ひとつ…
中途半端な感じが否めませんでした。
幼少期のトラウマを彷彿させるような回想シーンが時々出てきますが
現在とどう繋がっているのかが説明不足。
主人公の独白スタイルでストーリーが進行しますが心理描写も今ひとつでした。
さらに…
最後のどんでん返しは要らなかったかな?
なんて思いました。
『そして目覚める、もう1人の自分』
なんてコメントがついていますが
解離性同一性障害とかのお話ではありません。
フツーにサイコパスですね。
かなり評価が高い作品のようですが
いろいろ詰めが甘い感じがしました…私的な印象ですが。
ただ、インテリアやファッションがお洒落で
能天気な音楽と西部劇っぽい情景はとても良かったと思います。
ルー役のケイシー・アフレック…
顔はそれほどイケメンではありませんが
物静かな喋り口とハスキーボイスはステキでした✌️
お時間があればどうぞ。