遊び

またまた古い映画を観ました。

高橋惠子さんが関根恵子さんだった頃…
1971年の日本映画です🇯🇵
最近高橋惠子さんと以前一緒にお仕事をしていたという方と知り合いになり、いろいろな作品を観てみようかな?なんて思って観ました。
監督は増村保造
倒産直前の大映で撮った最後の作品だそうです。
野坂昭如先生の『心中弁天島』が原作です。

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ダンプの運転手だった父(内田朝雄)が死に、造花の内職をする母(杉山とく子)と病気の姉(小峯美栄子)を抱え、十六歳の少女(関根恵子)は町工場で働いている。
受け取った給料はそのまま家に送り、彼女は休みの日も寮に閉じこもっていた。
ある日かつて工場で働いていたヨシ子(甲斐弘子)がやってくる。
今はキャバレーのホステスをしているヨシ子は店のマネージャーを伴っていて、ホステスの生活を話して聞かせるのだった。
少女はヨシ子に会うため街に出て電話帳を調べているときに、背の高い少年(大門正明)に声をかけられた。
少年はヤクザの使い走りのようなことをしているチンピラだったが、やがて純真な少女に心を惹かれていく……。

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恵まれない家庭環境で育った10代の男女が街で出会い
純粋な気持ちをぶつけ合いながら
やがてお互いに恋心を意識していくという…
ある意味青春ストーリーです。

登場人物の感情があまりにもストレート過ぎて
観ていて何だか恥ずかしくなりました💦

みんな貧乏で
投げやりで
刹那的で…
そういう時代だったのでしょうか?
重くて後味が悪かったです。

大自然を背景に
登場人物の2人がフェイドアウトしていくシーンはまるでフランス映画みたいで切なかったです。

う〜ん…
何が言いたい作品だったのか?
何となくわかるんだけど
何となくわからない💦

テンポの良い展開で観ていて飽きることはなかったのですが
モヤモヤが残る作品だったと思います。

お時間があればどうぞ。

※予告編はありません🙇‍♀️
以前YouTubeに公開されていたのですが
いつの間にか削除されていました。