シルク

2007年の日本=カナダ=イタリアの合作映画を観ました。


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19世紀のフランス。
若き軍人エルヴェ(マイケル・ピット)は、美しいエレーヌ(キーラ・ナイトレイ)と恋に落ち結婚する。
幸せな結婚生活も束の間…エルヴェは蚕の卵の調達のため、遥か極東の地日本へ旅立つことに。

異国の地へ、遠く険しい道のりを進んだエルヴェだったが、案内された小さな村(山形)で取引相手原十兵衛(役所広司)の妻として仕える絹のような肌を持つ謎めいた少女(芦名星)に魅せられる。

彼女を忘れられず、命をかけて何度も日本へ渡るエルヴェ。
そんな夫を静かに見守り、変わらぬ愛で彼の帰りを待ち侘びるエレーヌ…
2人の愛はどこに辿り着くのか…?

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アレッサンドロ・バリッコの小説『絹』が原作。
監督はカナダの鬼才フランソワ・ジラールです。
そして音楽は坂本龍一先生が担当されています。

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映像がとにかくキレイでしたね。
ノスタルジックな音楽も心癒されました。

ただ…
ツッコミどころ満載ではありました。

登場人物がフランス人なのに誰もフランス語を喋らない(アメリカ人にしか見えない💦)
役所広司さん扮する日本人が英語ペラペラなのはいいんだけど、この時代にそんなって人いるの?

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それから芦名星さん扮する謎の少女…
う〜ん
難しい役どころだとは思いますが、単なる『頭の弱い子』にしか見えなかった💦
↑外国人から見た日本女性ってそういうイメージなんでしょうね💦

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さらに後半に登場する中谷美紀さん扮する娼婦マダム・ブランシュ…マリアのゆみみちゃんにしか見えなかった(笑)

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とはいえ、さすがの存在感でした!


大河ドラマにありがちな、何が言いたいのかわからないダラダラ感はありましたが

最後のどんでん返し(軽めの)には少しホロっと来ました。
↑多分この感情は男性にはわからないだろうなって感じですが。

100分少々の短めの作品ですし、そんなにテーマも重くないので気軽に観れます。

お時間があれば。