サイド・エフェクト

2013年のアメリカ映画です🇺🇸





金融マンであった夫マーティン(チャニング・テイタム)が違法株取引で逮捕されたのを機に、以前に患ったうつ病を再発させてしまったエミリー(ルーニー・マーラ)は、交通事故や自殺未遂を引き起こすように。
診察にあたる精神科医バンクス(ジュード・ロウ)は、かつて彼女を診ていたシーバート博士(キャサリン・ゼタ・ジョーンズ)に相談。
エミリーが抱える症状の詳細を聞き出し、彼女の了承も得て抗うつ薬の新薬アブリクサを投与する。
症状が快方に向かっていたある日、マーティンがナイフで刺されるという事件が起き……。









ソダーバーグ監督の最後の劇場用作品ということで話題になった映画です。
最後とか言いながらその後も撮り続けているようですが💦

精神科医の私からすれば
まあいろいろな意味で悪意に満ちた作品でした。

この作品を観た日には
精神科医抗うつ薬も信用できなくなりますね。

本作の中で登場する架空の抗うつ薬『アブリクサ』…
これって実在するエビリファイジプレキサを合体させたようなネーミングで
とても悪意を感じました。


こちらが実際のジプレキサ


なんかデザインというか色合いがすごーく似てるんですけどー

本作が製作された2013年と言えば
本来統合失調症の治療薬だったエビリファイジプレキサ双極性障害や難治性うつ病にも適応拡大された頃だったような…

もはや営業妨害です。

とはいえ
サスペンスとしては面白かったです。

前半は医療ドラマの様相でしたが
次第にいわゆる『巻き込み型サスペンス』に展開し

最後は爽快なオチで

こんなにスッキリと結末する作品…久々に観たような気がします。

作中にはいろいろな伏線が散りばめられていて
謎が解けた後にきちんとご褒美が待っていた…
そんな感じでしょうか・・・

さすがソダーバーグ監督です✌️

精神科医の私はこの結末を多分喜んではいけないと思うのですが💦

お薦めです。
是非‼️

ちなみに『サイド・エフェクト』とは『(薬の)副作用』という意味です。
ハゲ上がったジュード・ロウの側頭部効果という意味ではございませんのでww