ひとよ
2019年の日本映画です🇯🇵
劇作家である桑原裕子さんが手掛けた劇団KAKUTA上演の同名タイトルの舞台作品が原作です。
監督は白石和彌。
やがてこはるが帰ってくる……。
母親が犯した事件によって人生を大きく狂わされた兄妹と、崩壊してしまった絆を再び取り戻そうとする母親を描いたヒューマンドラマです。
殺人事件の加害者家族をテーマにした作品はたくさんありますが
本作はその15年後からストーリーが始まり、アイデアとしてはなかなか面白かったと思います。
ただ、登場人物のキャラ設定が今ひとつで
それぞれの背景があまり丁寧に描かれていなくて
出演者の演技力に依存している印象が否めませんでした。
タクシー会社の親族や社員の相関も分かりづらくて
『この人とこの人はどういう関係なんだろう?』って思いながら観てしまいました💦
お母さん役の田中裕子さんが思いっきり老けていてビックリしました。
演技は素晴らしいのですが
こんなに大袈裟な演技をする女優さんでしたっけ?と違和感を覚えました。
次男役の佐藤健さんはとても良かったです✌️
彼は単なるイケメンではなくて
地に足がついた演技ができる俳優さんになりまさしたね。
長女役の松岡茉優さん…
言葉遣いが悪い人は苦手です。
そういう役柄なんだと思いますが
がさつ過ぎて感情移入できませんでした。
ゴメンなさい🙇♀️
長男役の鈴木亮平さん…
ずんの飯尾さんにしか見えなかった💦