花芯

4年くらい前に観に行って参りました@テアトル新宿


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瀬戸内寂聴先生が1957年、瀬戸内晴美時代に発表した同名小説を映画化したものです。

『花芯』とは、中国語で『子宮』という意味です。

この作品が活字になるや否や、瀬戸内寂聴先生は『子宮作家』と悪口雑言を受け、その後文学界から5年間干されたそうです。

そんな問題作を監督したのは安藤尋さん。
村川絵梨さんが主演を務め、傷つきながらも女としての性愛を貫くヒロインの姿を描いた恋愛ドラマに仕上がっています。


親が決めた許嫁の雨宮(林遣都)と結婚し、息子ももうけた園子(村川絵梨)だったが、そこに愛情はなかった。
転勤となった夫について京都に移住し、そこで出会った夫の上司・越智(安藤政信)と恋に落ちた園子は、生まれて初めての恋に戸惑いながらも、越智との逢瀬を重ねていく。

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主人公の園子が主婦というより娼婦にしか見えず(昭和20年代のお話なのですが💦)
さらに、同じ女性として全く感情移入が出来ませんでした。
↑私の女子力が足りないのか?(笑)

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途中から舞台が京都に変わるのですが、全く“京都感”がなく
(だって京都に住んでいる登場人物が全員東京出身で誰一人として京言葉を喋らないし)

風景もどこかで見たことのある地方都市といった感じでした。

園子の裸体も痩せすぎていて全く官能的でなく、全般的に映像がイマイチでしたね。

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最後の方…寝ちゃいました。
ゴメンなさいm(._.)m

良かったのは
劇中に流れる物憂げなアコーディオンの音色と、安藤政信さんの色気かな?

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目線が色っぽい役者さんですね。


話題作なので一応観ておきました…というのが正直な感想でした。

原作の方が気になります。