孤独なふりした世界で

2018年のアメリカ映画です🇺🇸

監督はリード・モラーノ。



人類が死に絶えた世界で生きながらえたデル(ピーター・ディンクレイジ)は、無人の町で空き家を整理して回り、死体を弔いながら自分だけの楽園を築いていた。
ある日、謎めいた少女グレース(エル・ファニング)が町にやってくる。
グレースは自分以外に生存者がいたことを喜び、デルの世界に入り込んでくる。
しかしデルは、彼女を受け入れようとしなかった……。









ジャンル的にはSF映画でしょうか…

人類が滅亡してひとりぼっちになったと思っていた男が生存者である少女と出会い

自らが創り出そうとしていた秩序をその少女に乱されそうになって危機感を覚えるも

過去と孤独について再考するようになる…

といった前半のストーリーでしたが

随所に見られるミステリアスな雰囲気が
後半のどんでん返しに繋がっていくんだろうな…
なんてワクワクしながら観ていました。

しかし!
残念ながら

え?
っていう結末でした💦

まずは人類滅亡の真相が今ひとつ不明で

グレースの後頸部にある不自然な手術痕を見て

異星人に侵略されたのかも!
グレースも異星人に違いない!

なんて思っていましたが

違いました💦

登場人物は4人です。
(死体役は除く)

2人芝居かと思っていたら
後から謎の夫婦が登場してきて混沌としていきますが
彼らが登場する意義があまりなかったように感じました。

とはいえ
妻役をシャルロット・ゲンズブールが演じていて
それはそれで良かったと思いました。


あの『なまいきシャルロット』がすっかりおばさんになっていましたが
変わらずお綺麗でした。
お父様の遺伝子が若干強めかな?



主演のデル役を演じたピーター・ディンクレイジは軟骨発育不全による小人症の俳優さんです。
身長は132cmしかありませんが
存在感はかなり大きかったです。



生存者の少女はエル・ファニングが演じていました。
透明感があって可愛い女優さんです。
ダコタより演技力があって私は好きです。



台詞少なめで
どちらかと言えば単調な作品です。
何かが起こりそうな気配はありますが
大したことは起こりません。
片手間で観るには良い作品かも。
お時間があればどうぞ。