友罪

2018年の日本映画です🇯🇵

薬丸岳の同名小説が原作です。
監督は瀬々敬久



ジャーナリストを目指していたが挫折し、生活のため町工場で働くことになった益田(生田斗真)は、同時期に働き始めた鈴木(永山瑛太)という男と出会う。
鈴木は周囲と交流せず、過去を語ろうとしなかったが、同い年の二人は次第に打ち解け友情を育んでいく。
しかしあるきっかけから、益田は鈴木が17年前に世間を騒然とさせた連続児童殺傷事件の犯人ではないかと考え……。










神戸連続児童殺傷事件がモデルとなった作品だそうです。
原作は読んでいません。

『もし友達が殺人犯だったら?』

友情を描いたミステリー作品とのことですが…

う〜ん・・・
友情なんて描かれてましたっけ?
益田(生田斗真)と鈴木(瑛太)の関係性を友情と呼ぶのであれば
何だか薄っぺらな感じが否めませんでした💦

大好きな佐藤浩市さんが出演されているということで観ましたが
佐藤浩市さんは加害者家族という設定で
最初瑛太さんのお父さんかと思っていました。

観ているうちに
あれ?なんか設定が違う!
と思い
よくよく観てみると
全然違うエピソードの人物でした。



さらに
刑務官の富田靖子さんの家族のエピソードとか
元AV女優の夏帆さんのエピソードとかが並行して描かれていて

それって必要??
って思ってしまいました。

富田靖子さんと夏帆さんは瑛太さんと接点がある役柄でしたが、彼女たちのお話を描く暇があれば
生田斗真さん&瑛太さんの心情をもっと深く掘り下げた方が良かったのでは?
なんて感じました。
ちなみに佐藤浩市さんに至っては瑛太さんと接点なし。


富田靖子さん…老けたなぁ💦




とはいえ
瑛太さんのイカれた感じの演技は良かったですね。
サイコパス感が今ひとつで
若干イケメン過ぎましたが。



正直言ってあまり心に残るものはなかったです。
ストーリー展開としては多少のドキドキ感はありましたが
結局ドキドキする結末ではなかったです。

お時間があればどうぞ。