ラザロ・エフェクト

2015年のアメリカ映画です🇺🇸

監督はデヴィッド・ゲルブ。



フランク(マーク・デュプラス)と婚約者のゾーイ(オリヴィア・ワイルド)が所属する研究者チームは、死者を復活させる『ラザロ血清』の研究に奮闘していたが、実験中の事故でゾーイが感電し亡くなってしまう。
フランクは仲間の反対を押し切りラザロ血清を投与し、ゾーイは奇跡的に息を吹き返す。
彼女の蘇生を喜んだのもつかの間、ゾーイの身体にさまざまな異変が起こり始め、チームを絶望が襲い……。









『ラザロ徴候』という神経学用語をモチーフに作られた医療系ホラー映画です。

※ラザロ徴候
脳死の患者が自発的に四肢を動かすことで、1984年にA・H・ロッパーによって報告された。
元々は新約聖書の、イエスが4日前に埋葬された聖人ラザロを復活させたという記述から名付けられ、『死人の蘇生』を意味する。



前半はかなりワクワクドキドキしました。
が、後半はグダグダ感が否めず…

普通のゾンビ映画っぽいストーリーになり
最後も
え?
って感じであまり怖くなかったです💦

80分くらいの短い作品だったので
あまり盛り込めなかったのでしょうか?


オリヴィア・ワイルド扮するゾーイ…
幼少期のトラウマを抱えており
蘇生後にそれがリンクして大暴れするのですが
心理背景がもっと丁寧に描かれていたら面白かったかも…なんて個人的に思いました。
ま、ホラー映画に心理描写は不要かもしれませんが。


ゾーイが主役だと途中までは思って観ていましたが

多分一番大活躍したのは研究チームの部外者(撮影しに来ただけの女子学生)エヴァ(サラ・ボルジャー)だったのではないでしょうか?
いわゆる『陰の主役』ですね。


赤毛でとても可愛かったのですが
暗い所で見るとゾーイと見た目が被っていて
戦闘シーンでは区別がつかなくなりました💦


ゾーイの恋人フランク…
この人が研究チームのリーダーでしたが
なーんかあまり役に立ってなかった印象大でした。
単なるマッドサイエンティストにしか見えなかったのは私だけでしょうか?



脇役(研究チームの仲間)…
クレイ(エヴァン・ピーターズカとニコ(ドナルド・グローヴァー)はキャラが立っていて良かったのですが、描き方が薄くて何だかもったいないような気がしました。




お時間があればどうぞ。