いらっしゃいませ、患者さま。
2005年の日本映画です🇯🇵
監督は原隆仁。
経営不振の大病院に命を助けてもらった風俗界の救世主と呼ばれる男・恩地(大友康平)は、お礼に病院の立て直しを申し出る。
『病院はサービス業、患者はお客様だ』をモットーにする恩地に、院長・近馬(渡部篤郎)もついそのペースに飲み込まれ……。
風俗業界専門の建て直し屋が病院をキャバクラ風にして経営再建に臨むというお話なのですが
医療を冒瀆した酷いお話ですね…
面白かったけど💦
15年前の作品でしたが、錚々たる出演者の数々で
それだけでも観る価値がある作品です。
建て直し屋役に大友康平さん。
院長役に渡部篤郎さん。
病院の乗っ取りを企てるヤクザの親分役に藤岡弘さんとか
事務長役に石橋蓮司さんとか
とにかく豪華な顔ぶれでした。
あまりにもおふざけが過ぎていて
なんとコメントすればいいのやら…
ナースとの同伴CT。
これじゃあ出来上がった写真…読影できません💦
不潔です💦
『みんなが見ている前でオペをしろ!』とヤクザに言われて病院の玄関ホールでオペ💦
あり得ないです💦💦
作中で男性患者さんは喜んでいましたが
女性患者さんは???…ですよね。
ま、男性目線の作品ということで
これ以上は言及しませんが。
患者さんを『患者さま』と呼ぶようになってからいわゆる『モンスター・ペイシェント』が増えたと言われています。
作中で『患者さまはお客様、神様です』なんて言われていましたが
私たち医療者の最大のサービスは患者さんの回復を導くことだと思っています。
違うのよねー、大友康平さん。
作中で渡部篤郎さんがたくさんの外来患者さんを休みなく診察していて、ちょっとした隙にパンを食べていたら患者さんに睨まれるシーンがありましたが
これ…私も日常的に経験しています💦
診察中にトイレに立っただけで医師に罵声が飛んでくるのが現代の病院診療です。
ホントくだらない作品です。
お時間があればどうぞ。