木曜組曲
2002年の日本映画です🇯🇵
原作は恩田陸先生の同名小説です。
監督は篠原哲雄。
今年も例年にならい、木曜日を挟んで3日間集まることとなった。
5人はそれぞれ、まだ時子の死に割り切れないでいた。
その日彼女たちのもとに花束が届いた。
花束に添えられていたカードには、“皆様の罪を忘れないために、今日この場所に死者のための花を捧げます”というメッセージが。
時子の死を他殺と受け取らせるような内容に各自が4年前に立ち返って推理し始める……。
女流作家の死が時を経て、本当に自殺だったのか?それとも他殺だったのか?
彼女にまつわる5人の女性が推理しながら3日間議論し合うというサスペンスです。
美味しいお料理とワインをいただきながらの推理劇は
なーんか甘っちょろい感じがして
緊迫感も壮絶感もなくて
個人的にはイマイチでした💦
(女優さん5人の激しいバトルを期待していたのですが)
舞台劇のような構成で
それは良かったけれども
火曜サスペンス劇場の失敗作みたいな感じが否めませんでした。
原作を読んでいないのでそれ以上の分析はできませんが
錚々たる女優さんが出演されているにもかかわらず
この消化不良みたいな感じは何なんだろう?
って観終わったあとも考えてしまいました。
グルメ映画みたいな要素が悪かったのかな?
ご飯なんか食べないで
ただひたすら議論すればもっと面白い作品になっていたのかな?
よくわかりません。
とはいえ
浅丘ルリ子さん始め女優さんたちの演技力と存在感は素晴らしかったです。
原田美枝子さんが断トツで美しかったですね。
好みの問題かもしれませんが
彼女は見た目だけではなくて
全ての所作が美しかったです。
他の女優さんは申し訳ないけれど
お箸の持ち方や食べ方があまり美しくなかったです。
加藤登紀子さんは目が全然笑っていなくて怖かったです💦
お時間があればどうぞ。