（r）adius ラディウス
2017年のカナダ映画です🇨🇦
監督はスティーブ・レオナール＆キャロライン・ラブレシュ。
交通事故で意識を失い目覚めたリアム（ディエゴ・クラテンホフ）は記憶をなくしており、助けを求めた町で大量の死体を目撃する。 ウイルスが原因ではないかと不安になりながらようやく生存者を見つけるが、近付こうとした途端に死んでしまう。 困惑するリアムだったが、自分に近付いても死なない記憶喪失の女性ジェーン（シャーロット・サリヴァン）と出会う。
自分の半径15メートル以内に近寄った者は皆死んでしまう…という奇妙な現象に見舞われる主人公を描いたシチュエーションスリラーです。
アイデアとしてはとても面白かったのですが
いろいろ盛り込み過ぎで
最後があまりにもあっけなかったように思えます。
謎解きが幾つか不完全燃焼でした。
リアムは何でこんな不可解な身体になったのか？
事故の夜に何が起こってこうなったのか？
何故ジェーンだけが死なないのか？
これらが解決しないままエンディングを迎えます。
途中から登場するトムが解決の糸口を見つけてくれるのかと思いきや
その後最後まで登場せず…
？？？
の一言です。
とはいえ
前半は結構ワクワク感があったり
後半にはちょっとしたどんでん返しもあり
B級作品としては決して駄作ではなかったと思います。
あとひと工夫欲しかったですね。
お時間があればどうぞ。
