2017年のアメリカ映画です🇺🇸
主演のハリー・ディーン・スタントンの遺作です。
監督はジョン・キャロル・リンチ。
初監督作品です。
90歳の無神論者ラッキー(ハリー・ディーン・スタントン)は、いつものように一人暮らしのアパートで目を覚まし、コーヒー片手にタバコを吸っていた。
馴染みのバーではカクテルを飲み、常連客たちと変わらぬ時間を過ごす。
ある日、彼はふと人生の終焉が近いことを実感し、死について思いを巡らせる……。
一匹狼の偏屈じいさんが風変わりな町の人々と取り止めのない日々を過ごしながら、静かに死と向き合っていく姿を描いたヒューマンドラマです。
ラッキーの変わらない朝から晩までが淡々と表現されていて
どんでん返しもなければ
起承転結もよくわからない…
でも目が離せない良作でした。
自分が老いた時に
どんな風に暮らし
どんなことを感じ
どんな人と一緒にいるんだろう…
そんなことを考えさせられるお話でもありました。
ラッキーの友人役に
ハリー・ディーン・スタントンのリア友でもある映画監督のデヴィッド・リンチが出演していました。
人生の折り返し点を過ぎた私にはとても感慨深かったです。
まずまずお薦めの作品です。
90分弱の短い映画ですので是非‼️
10年後、20年後にもう一度観たい作品だと思いました。