娘よ

2014年のパキスタン映画です🇵🇰

第87回アカデミー外国語映画賞パキスタン代表に選ばれた作品です。
監督はアフィア・ナサニエル



パキスタン、インド、中国の国境付近にそびえ立つカラコルム山脈
その麓では数多くの部族が暮らし、衝突と融和を絶えず繰り返していた。
ある日、部族間で衝突が起こり、トラブルを収める代償として、相手部族の老部族長と10歳になるゼナブ(サレア・アーレフ)との婚姻が求められる。
その事実を知ったゼナブの母アララッキ(サミア・ムムターズ)は幼い娘を守るため、掟を破り部族からの脱出を図る……。









部族間の争いの調停のために、結婚を強制された10歳の娘を連れた母親が、通りすがりのイケメンを巻き込みながら、命懸けで逃避行するお話です。

実話をベースにしていて
しかもイスラム部族では児童結婚問題が現在も続いていることを知り
かなり衝撃を受けました。

ストーリー自体は特に大きな捻りもなく
予想通りの結末ではありましたが
逃避行の様は結構ハラハラドキドキで
個人的にはかなり面白かったです。


逃走劇に巻き込まれるイケメン・ソーヘル(モヒブ・ミルザ)…
ステキな俳優さんでしたね。



お母さんとのラブロマンスがちょっとだけ期待されましたが
・・・でした💦
(本編を観てください)

このお母さん…随分とくたびれた表情をしていましたが
15歳で児童結婚をして娘を産んだようで
多分25歳を少し過ぎたくらいかな?

若さもあると思いますが
結構自己中オンナで
観ていてイライラしました。



少し笑ってしまいました。




カラコルム山脈の映像がとても美しかったです。



作中にインダス川とカブール川の由来のお話(恋愛話)が登場しますが
何だか心に滲みましたね。

まずまずお薦めの作品です。