国際市場で逢いましょう

2014年の韓国映画です🇰🇷

第52回大鐘賞で作品賞を始め10部門を受賞しました。
監督はユン・ジェギュン。



朝鮮戦争中、父親(チョン・ジニョン)と末の妹と生き別れたドクス(ファン・ジョンミン)は、母親(チャン・ヨンナム)と2人の弟妹と一緒に避難民として釜山で暮らすことに。
まだ幼いながらも家長として家族を守ることを心に誓った彼は、自分のことは後回しにしていつも必死に働いてきた。
その後、弟の大学進学資金を稼ぐために旧友のダルク(オ・ダルス)とともに西ドイツの炭鉱で働き、さらにベトナム戦争に従軍するなど、ドクスは何度も命の危険に晒される……。









家族を守るために、朝鮮戦争ベトナム戦争といった激動の時代を生き抜いた男の生涯を描いた作品で

釜山広域市中区にある国際市場を舞台としたお話です。

久々に号泣した映画でした。
特にドクスが妹と再会したシーン。

これはヒューマンドラマであり
反戦映画でもあると思いました。

ドクスの長い生涯が描かれていますが
韓国版『フォレスト・ガンプ 一期一会』のようでした。

面白かったです。

所々コメディタッチな感じもあり
雑多な市場の風景と相まって
ジャッキー・チェンの香港映画みたいな雰囲気もありました。

主人公のドクス…
おじいさんになってからはかなり偏屈者でしたが
家長として一家を支え
正義感に溢れる姿は素晴らしかったです。



旧友のダルクは三枚目でしたが
イイ奴でしたね。



西ドイツで出会った看護師さん(その後奥さんになる)…
STAP細胞小保方晴子さんにお顔が似ていて
ちょっと笑ってしまいました💦




韓国の戦後が日本のそれと似ていて
子供たちが米兵に
『チョコレート・ギブ・ミー』と言っている姿がとてもジワりました。
日本では『ギブ・ミー・チョコレート』でしたが💦

かなりお薦めの作品です。
是非‼️