冷たい嘘

2018年のアメリカ=カナダ合作映画です🎬

2015年のドイツ映画『Wir Monster』をリメイクした作品です。
監督はヴィーナ・スード。



娘のケイラ(ジョーイ・キング)が友人のブリタニー(デヴァリー・ジェイコブス)を橋から突き落としたことを知り、父ジェイ(ピーター・サーズガード)は大いに動転した。
ケイラを警察へ連れて行くべきだったにも拘らず、ジェイは娘可愛さに隠蔽工作に手を染めてしまった。
ジェイは別れた妻で弁護士のレベッカ(ミレイユ・イーノス)に連絡を取り、ケイラが関与した証拠を完全に消し去ろうとした。
ところが、ブリタニーの父親サム(キャス・アンバー)は娘の失踪にケイラが関与していると確信しており、執拗に一家を追い回してきた……。









親友を殺してしまった娘を庇うために
両親が隠蔽工作をしながら奔走するというお話です。


全然隠蔽できていなくて
かなり杜撰で
これじゃあ発覚するのも時間の問題…
といった感じでしたが

まさかのオチ!

いろいろ伏線が張られていて
ああ、やっぱり!
なんて思いました。
途中で薄々気づいていましたが。

しかし
登場人物のほぼ全員がクズでしたね。

両親がアホすぎるし
娘のケイラに至っては終始ヘラヘラしているし…

リストカットをするというので以前カウンセリングを受けていたが失敗に終わった

という母親の発言があり

リストカットが悪い訳ではないけれど
この娘はどうしようもないな
ま、親の育て方が悪かったんだろうな

って思いました。



母親も酷かったですね。
自己主張ばかりで
人が何かを話そうとしてもすぐに遮ってくるし
そんなんでよく弁護士ができているなぁ
なんて感じました。



父親は単に頭の悪い人なんでしょうね。
売れないロックミュージシャンという設定でしたが
高学歴の母親からすればウンザリするような存在だったのかも。



まともだったのは母親の元同僚の検事さんだけ。
でも詰めが甘くて
あまり有能な感じはしませんでしたが。



胸糞悪い結末です。
でもまあまあ面白かったです。
お時間があればどうぞ。