バカがウラヤマシイ

2010年の日本映画です🇯🇵

学生による商業映画制作がコンセプトの『トリウッドスタジオプロジェクト』の第5弾作品です。
監督は鋤崎智哉。




物事を効率的にそつなくこなすことがカッコいいと考えている希(安藤聖)は、就活で不採用通知を受け取るばかりで、取りあえず小さな会社に就職を決める。
そこでパッとしない曽根さん(古舘寛治)に出会った希は、曽根さんの副業(サクラ)の仕事を手伝うハメに。
最初はバカにしていた希も次第に楽しみを見出していくが……。









内定が決まらず、周囲に隠すように零細企業に就職した女性が、会社の先輩の副業を手伝ううちにトラブルに巻き込まれるヒューマンドラマです。

監督の実体験を交えた半自伝的なお話だそうです。


映画は赤塚不二夫先生の言葉から始まります。

バカっていうのは自分がハダカになることなんだよ。
世の中のいろんな常識を無視して、
純粋な自分だけのものの見方や生き方を
押し通すことなんだよ。
だから、バカだからこそ語れる真実っていっぱいあるんだ。

そんなことを描いた作品ですが
60分の尺は短すぎて
ちょっと消化不良な感が否めませんでした。

主人公の希ちゃん…
自分は賢くて周りがバカだと主張しますが
充分バカでしたね。
バカというより安易というか世間知らずというか…

ラストの展開は…
バカというよりアホでしたね💦 
夢を描くのはいいんだけど
あんた何様?って思いました。
ま、本人がそれで良いって思うのならいいんですけど。
(↑詳しくは本編を観てください)


↑この女優さん…ハイキングウォーキングの松田さんの元奥さんだそうです。
演技力が💦💦


対称的に古舘寛治さんの演技はめちゃくちゃ素晴らしかったです。
『不思議系おじさん』を演じたら右に出る者はいない俳優さんですね。



あまり深く考えないで
サラッと観た方が良い作品かもしれません。
お時間があればどうぞ。