グロリアの命運:魔性の弁護士

2017年のフランスのTV映画です🇫🇷

監督はディディエ・ル・ペシュール。



グロリア・メンドーザ(ビクトリア・アブリル)はフランスでもトップクラスの伝説の弁護士。
マフィアの弁護を担当し名声を上げ、一般市民の重犯罪の弁護にも当たった。
全裁判に勝ち、人は彼女を『魔性の弁護士』と呼んだ。
退職した今、15歳の少女サマンサ(サロメ・グラネリ)の殺人事件と自分の娘サロメ(グウェンドリン・ガーベネック)の死への繋がりを暴くべく立ち上がる……。









少女強姦殺害死体遺棄事件の容疑で逮捕された被告人の冤罪を晴らそうとする弁護士が
真犯人とそれに忖度して冤罪容疑者に有利な証拠を隠滅する警察検事に対して
果敢に立ち向かう法廷推理サスペンスです。

フランスとベルギーでオンエアされたドラマですが
日本で観るサスペンスドラマとは一味も二味も違っていました。

いろいろな証人が出てきて
最後に法廷内で真犯人が暴かれる…
というお馴染みのお話ではなくて

悪人がどんどん出てきて
ストーリーが二転三転し

最後は
え?
という感じで

日本流のサスペンスに慣れている私はモヤモヤしか残りませんでした。

でもめちゃくちゃ面白かったです✌️

原題は〝La loi de Gloria〟で
訳すと『グロリアの法』ですが
最後にこのタイトルの意味がわかりました。
(邦題だと??ですが)

しかしこのグロリア…
フランスの強いおばさんといった感じですが
演じた女優さんは実はスペインの歌手とのこと。
パリ在住でフランス語が堪能ですが
時々スペイン語のセリフもありました。



おばさんですがとてもお綺麗な方です☺️

グロリアの娘の婚約者の男性(ジュリアン・ボンガルトナー)…
途中までグロリアの裁判助手となりますが
イケメンでした。
若き日のアラン・ドロンを薄味にした感じでした。