女が眠る時
2016年の日本映画です🇯🇵
スペイン人作家ハビエル・マリアスの同名小説が原作です。
監督はウェイン・ワン。
処女作がヒットしたもののその後スランプに悩まされ、作家の道を断念して就職を決めた彼は妻との仲もぎくしゃくしていた。
海辺のリゾートホテルを舞台に、偶然出会った男女の私生活を覗かずにはいられない主人公の異様な心象風景を描写した作品です。
終始ミステリアスな雰囲気で
伏線らしきものもなく
ただお話が進んでいき
最後は???
でした。
これはかなり深読みしないと
あるいは
妄想を膨らませないと解釈できないタイプの作品かもしれません。
登場人物全員が(新井浩文さん演じる刑事も含めて)
ヤバイ人だったのは間違いありませんが
一番ヤバイなって私が思ったのは西島秀俊さんの奥さんかと…
本作をミステリーと考えると全くちんぷんかんぷんなのですが
これをコメディと考えると
個人的には辻褄が合いました。
ネタバレになるので詳細は割愛しますが
要は西島さんの奥さんが仕組んだヤラセというか罠というか
西島さん以外はみんなグル
って考えていいんじゃないかしら?
夫に次作を書かせたい
ついでに赤ちゃんも欲しい
なのでお友達が働くホテルを使って
↑これが私の妄想的解釈です。
違うかな?💦
ところで
ビートたけしさんは危ないおじさんを演じたらホントピカイチですね。
お年をお召しになられましたが
迫力があります。
脇役でリリーフ・フランキーが出演されています。
ウザいおじさんナンバーワンは紛れもなくリリーさんですね。
本作でも腹が立つくらいウザかったです💦