ザ・サークル

2017年のアメリカ映画です🇺🇸

デイヴ・エガーズが2013年に上梓した同名小説が原作です。




世界一のシェアを誇るSNS企業『サークル』に勤めることになったメイ(エマ・ワトソン)。
サークルの経営者ベイリー(トム・ハンクス)は、オープンでシェアし合う社会を理想としていた。ある日、新サービスが発表され、メイは自らの24時間をネットワークで全世界に公開するモデルケースに選ばれる。
すぐさまメイは1,000万以上のフォロワーに注目されるようになるが……。








SNSを題材にしたスリラー映画です。

プライバシーを透明化することが正義であるとか
秘密は嘘であり犯罪であるという考え方に洗脳されていく人々が描かれています。

その様はまるで新興宗教団体のようで
ホント怖かったです。

トム・ハンクス演じる『サークル』のCEOベイリーがスティーブ・ジョブズみたいでした💦




24時間プライベート公開だなんて…
ちょっと考えればヤバイって気づくはずなのに
それに気づかない(洗脳された)メイは
一見聡明そうに見えますが
かなりアホ女でした。


エマ・ワトソンが演じたから賢そうに見えただけで
SNSに支配されるこの手のアホ女…
私の周りにもたくさんいますね。

『サークル』の元創始者の1人で
メイとともにこの会社の悪事を暴こうとしていたタイ(ジョン・ボイエガ)…

結局何かをする訳でもなく
ただの傍観者みたいで

何も解決せず
ふわっとした感じでお話は終わりました。

うーん
結局何が言いたかったのでしょうか?この映画。



トム・ハンクスエマ・ワトソンの名優2人に助けられただけの作品といった感が否めませんでした。



お時間があればどうぞ。

本作はメイのお父さんとお母さんを演じたビル・パクストンとグレン・ヘドリーの遺作となった作品だそうです。


メイのお父さんは多発性硬化症を患った役でした。