ハイウェイの彼方に

2019年のアメリカ映画です🇺🇸

日本未公開作品です。
監督はローガン・マーシャル=グリーン。



マリファナ所持の罪を重ね、20年もの実刑を受けて出所したばかりのラッセル(イーサン・ホーク)。
インターネットの使い方も分からず社会復帰に苦労するなか、ある日皿洗いの仕事をしているファストフード店の裏のゴミ捨て場で赤ちゃんを見つける……。









刑務所を出所したばかりの40代の男性が
孤独と絶望の中
赤ちゃんを拾ったことで人生と向き合っていこうとするヒューマンドラマです。

イーサン・ホーク演じるラッセルは20年も刑務所にいたので
インターネットもわからない…ちょっとした浦島太郎状態なのですが

そんな彼に手を差し伸べてくれる人(ネットカフェのお兄さん)もいれば
前科者と知って掌を返す人(バイト先の同僚のお姉さん)もいる…

そういった現実の最中に舞い降りた赤ちゃん(非現実的)というコントラストがとても良かったです。



全体的に良いお話でしたね。

特に後半…貸金庫を開けて亡き父からの手紙を読むシーンはハートウォーミングでした。

イーサン・ホークの台詞少なめで
表情変化もほとんどありませんが
無言の感情表出の演技が圧巻でした。



これからどうなるんだろう?
って感じの雰囲気で作品は終わりました。

おそらく希望が待っているのでは?
と思わずにはいられない
とても余韻のあるエンディングでした。

優しい気持ちになれる作品でした。


かなりお薦めです。
是非‼️