さいはてにて-やさしい香りと待ちながら-

2015年の日本映画です🇯🇵

監督は台湾の女性監督チアン・ショウチョン。



焙煎コーヒー店の主人として、たった一人東京で懸命に過ごしてきた吉田岬(永作博美)。
幼少時に父親と生き別れた過去を持つ彼女は、再会を願って故郷である能登へと帰ってコーヒー店を開くことにする。
店を切り盛りする中、ひょんなことからキャバクラ嬢として働き子どもたちを育てるシングルマザーの隣人・山崎絵里子(佐々木希)と言葉を交わすようになる。
彼女と子どもたちとの何げなくも心温まる交流を経て、岬は人とのつながりによって得られる安らぎをかみ締めていく……。









故郷の能登コーヒー店を開いた孤独な女性と
近所に住むシングルマザーの触れ合いを通して
人と人との関わり合いが生み出す温かさや喜び、そして悲しみを描いたヒューマンドラマです。

能登の映像美とノスタルジックな雰囲気がステキな作品でしたが

いろいろツッコミどころ満載でした。

永作博美さん演じる岬は故郷で父の帰りを信じて待っているのですが
お父さんとの関係性が今ひとつ??

だったり
 
子どもをネグレクトしていた佐々木希さんが急に改心する(ファッションまで変わってしまう)のがとても不自然

だったり

佐々木希さんと血縁のないおばあちゃん(浅田美代子)が何故おばあちゃんなのか?
病気は何なのか?
きちんと説明がされていなかったり

だったり

永作博美さんがレイプされそうになるシーンって必要?

だったりとか…

そもそもあんなど田舎でお客さんもほとんど来ないコーヒー店…ほぼ通販だけで儲かっているの?

佐々木希さんに結構な給料を渡していましたが
いやいや
キャバ嬢の給料に比べたら多分安いでしょ?
よくキャバ辞めたよね

などと

いろいろ言いたいことはありますが

そこは深く考えないで
リラックスして観ていただきたい作品だと思いました。

登場人物が互いを呼び捨てにしたりタメ口なのは
違和感ありましたね。

佐々木希さんの元ヤン感はリアルでしたね。
ただ…演技が下手すぎる💦
とても細くてお綺麗ではありましたが。



それに比して永作博美さんは抜群の演技力でしたが
佐々木希さんと並ぶと(年齢差があるから仕方ないんだけど)ビジュアルが💦
いつまでもお綺麗なイメージがありましたが
年齢相応になっていらっしゃいました。 
おでこがこんなに広かったっけ?



最後はふわっと終わって
物足りない感マックスでした。



お時間があればどうぞ。