マダムのおかしな晩餐会

2016年のフランス映画です🇫🇷

監督はアマンダ・ステール。



パリに引っ越してきた裕福なアメリカ人夫婦のボブ(ハーヴェイ・カイテル)とアン(トニ・コレット)は、セレブの友人たちを招いて晩餐会を開こうとするが、招待客の数が不吉な13人になる。
急きょスペイン人のメイドのマリア(ロッシ・デ・パルマ)を神秘的な女性に仕立て上げ晩餐会に同席させるが、彼女が酒を飲み過ぎて下劣なジョークを言ってしまう……。









身分を隠して晩餐会に出席したメイドに客の紳士が一目惚れしたことから騒動が起こるコメディ映画です。

テンポが良くて面白かったです。

身分違いの恋…
ラストがハッピーエンドだったのか
バッドエンドだったのか
はっきりわかりませんが

強風が吹いていろいろな物が飛ばされるラストシーン…
切なかったけれど
観る人の想像力を掻き立てる終わり方で
個人的には好きでした。


ロッシ・デ・パルマ演じるマリア…
うーん
最初はブサイク(失礼!)って思いましたが
ストーリーが進むにつれ美人に見えてくる…
恋の魔術ですね。



一方アンはいかにもセレブなマダムでしたが
嫉妬に燃えるあまり
だんだん嫌なお顔に変わってきました。
これも一種のマジック?

アンを演じたトニ・コレット
シックス・センス』でハーレイ・ジョエル・オスメント君のお母さん役だった人です。 



で、ボブの前妻との息子スティーヴン…
トム・ヒューズという俳優さんですが
結構タイプでした☺️



晩餐会でマリアが酔っ払って下ネタを喋りまくるのですが
これがかなりツボでした💦

ある日父親が息子に言いました。
『オッパイには3段階ある』と。
『20代はメロンのよう…大きくてハリがある。30代と40代は洋梨のよう…形はいいんだけど垂れている。50代は玉ねぎのよう…見たら泣けてくる』

それを聞いた母親は娘に言いました。
『オチン◯ンにも3段階ある』と。
『20代は樫の木のよう…硬くて太い。30代と40代は樺の木のよう…細いがよくしなる。50代はクリスマスツリーのよう…枯れて玉はただの飾り』

セレブ仲間たちがプールサイドに集って交わされた会話も面白かったです。

アイルランド人は惚れっぽいが冷めやすい
イギリス人はSM好き
アメリカ人はお金を払わないSEXが得意
フランス人は結婚を維持するために不倫をする

言い得て妙かな?💦

まずまずお薦めの作品です。
お時間があればどうぞ。