引っ越し大名!
2019年の日本映画です🇯🇵
生涯に7回もの国替えをさせられ
『引っ越し大名』とあだ名された実在の大名・松平直矩をモチーフにした土橋章宏の小説『引っ越し大名三千里』が原作です。
監督は犬童一心。
時は江戸時代前期。
国替えとは、参勤交代をはるかに上回る莫大な労力と金額が必要な一大事業なのだが、直矩はこれまでの度重なる国替えで藩の財政事情は苦しいというのに、減封まで言い渡される。
さらに悪いことに、国替えを担当していた引っ越し奉行が激務がたたって亡くなってしまう。
そこで直矩は後任の引っ越し奉行に、書庫番の片桐春之介(星野源)を指名する。
彼は人と接するのが苦手で、いつも書庫にこもって書物を読んでばかりいたため、周囲から『かたつむり』とあだ名されていた。
いつも書物を読んでばかりいるのだから、国替えの知識があるだろうという理由から、春之介が引っ越し奉行に任命されたのだった。
しかし、国替えの経験などない春之介はどこから手をつけて良いか分からず悩み、前任の引っ越し奉行の娘・於蘭(高畑充希)に助けを求める。
春之介は仲間の協力や於蘭の厳しい引っ越し指南に助けられて、国替えの準備を進めていく……。