奥様は妊娠中

2019年のフランス映画です🇫🇷

脚本・監督はソフィー・レトゥヌール。



クレール(マリーナ・フォイス)は世界的な天才ピアニスト。
夫でマネージャーのフレデリック(ジョナタン・コエン)と共に日々世界中を飛び回っている。
子供は持たない、それが夫婦の共通認識だった。
ところが、パリ~ニューヨーク間のフライト中に緊急出産に立ち会ったフレデリックは、父になりたいとの強い思いに駆られ、クレールの避妊薬に細工をしてしまう。
狙い通りクレールは妊娠、どんどんお腹が膨らんで……。









有名ピアニスト夫婦の想定外の妊娠・出産を
ユーモアたっぷりに描いた辛口コメディです。

う〜ん
これってコメディ映画なのでしょうか?

フレデリックの一挙手一投足は確かにコメディタッチではありましたが

子どもを持たないと決めていた妻のピルを甘味料にすり替えて妊娠させてしまったフレデリック
これはレイプと同じですよね?

そんな風に考えると不愉快でした。

さらに不愉快だったのが妻クレール…
ピルの飲み方もわからない
掃除の仕方もわからない
全て夫任せ…

さらに
出産の仕方もわからない
(陣痛が来たらお産っていうことも知らないで、予定日に病院に行って、『今から産みたいんですけど』と言ってのける無知さ)

妊娠中なのに飲食喫煙し
その深刻味もわからない…

出産しても夫とは対象的に全然嬉しそうじゃないし・・・

クレールのピアノの師匠から諌められるシーンがありましたが

この女性…不愉快極まりなかったです😠
ちょっとASDっぽかったです。



ラストに赤ちゃんの長回しシーンがありましたが
可愛かったですね。



多分フレデリックがこの子を一生懸命育ててくれるだろうから
母性のない母親から産まれてきたけど
きっと幸せになれるよね?
なんて思いました。



この作品は何が言いたかったのでしょうか?
よくわかりませんが
フランス映画らしい皮肉は満載でした。

お時間があればどうぞ。