リトル・アクシデント-闇に埋もれた真実-

2014年のアメリカ映画です🇺🇸

監督はサラ・コランジェロ。
本作は彼女が2010年に発表した短編映画『Little Accidents』を長編映画化した作品です。



小さな炭鉱町で10人の労働者が亡くなる大事故が起きた。
たった一人生き残った青年エイモス(ボイド・ホルブルック)は訴訟を起こそうとする遺族たちと会社の板挟みになり追い詰められていく。
一方、事故で父親を亡くした少年オーウェン(ジェイコブ・ロフランド)は、炭鉱の責任者の息子ジェイティー(トラヴィス・トープ)が転倒して死亡する場面に遭遇し、思わず遺体を森に隠してしまう。
ジェイティーの母親ダイアナ(エリザベス・バンクス)は必死で息子の行方を探すが……。










10人が命を落とした炭鉱事故をきっかけに始まる悲劇の連鎖を描いたサスペンスドラマです。

事故で唯一生き残った男性が事故の真相を知りつつも明らかにすることができない罪悪感…

父を事故で失くした少年が、父を殺した炭鉱の責任者の息子の死を隠蔽する罪悪感…

この2つの『罪』を結びながら
お話は静かに進行します。


ストーリーの大半が炭鉱責任者の妻(ジェイティーの母)ダイアナの情事のシーンばかりで
途中で少し飽きてきました💦


夫は被害者遺族から告訴され
息子は行方不明になり
可哀想な境遇ではありましたが
だからと言って不倫はアカンよね。
かなりのクズ女でした。
全く感情移入はできませんでした。


父を事故で亡くし
自分を虐めていた子の死を隠蔽したオーウェン
かなり難しい役どころでしたが
演じた子役くんが素晴らしかったです。



サスペンス要素はちょっと薄かったかな?
心理劇の様相が強い作品だったと思います。

お時間があればどうぞ。