親子の気持ち

2014年のイタリア映画です🇮🇹 

脚本・監督はピエルルイジ・ディ・ラロ。
 


獣医のジュリオ(アドリアーノ・ジャンニーニ)は2人目の子供を授かりたいと思っていた矢先、自分が無精子症であることに気づき、妻のベロニカ(セレナ・アウティエリ)が浮気していたのではないかと疑う
ベロニカは何があったのか分からず困惑するが、ジュリオは浮気調査を開始する……。









精巣上体炎に罹患したのをきっかけに無精子症が判明し
息子が自分の子ではないとわかって苦悩する男性とその家族の物語です。

コメディタッチですが
コメディ映画というよりヒューマンドラマでした。

血の繋がりが大切なのか?
家族だと思う気持ちが大切なのか?

よくあるお話ですが
作品の展開もよくあるパターンで
もうひと捻りが欲しかったかな?
と思いました。

イタリアの一般家庭の雰囲気とか家族の絆について、本作を通して垣間見ることができました。

イタリア人って結構日本人に近い考え方だな?
って感じました。

養子大国のアメリカだと
妻の浮気は許されないけど
血の繋がりってそこまで大切に思っていないような気がします(私感ですが)。

ネタバレになりますが
妻は浮気をした訳ではなく
夫と結ばれる5日前に
元カレと別れ話をしている最中についやっちゃっただけ…

ということなのですが

とはいえ
罪悪感があまりなくて
ビッチにしか見えなかったです。
自分のことは棚に上げて
夫を責める姿勢はちょっと不快でしたね。



子役くんが可愛かったです。
演技も上手でした。



ジュリオの親友役の俳優さん…
イイ味出していました。



ジュリオが痛々しくて
ベロニカが太々しくて
あまり感動はしませんでしたが
お時間があればどうぞ。