明日へ

2014年の韓国映画です🇰🇷

監督はプ・ジヨン。



大手スーパーのレジ係のソニ(ヨム・ジョンア)は入社5年で正社員への昇格が決定し、残業や上司の小言にも耐え続け、家族のために必死で仕事に勤しんでいた。
ところがある日、会社は突然、非正規雇用者に一方的に解雇通達を出す。
この通達に対して怒りや悲しみを覚えたパートタイマーの主婦たちは企業を相手に解雇の撤回を要求し……。









2007年に韓国で実際に起きた、不当解雇への抗議のためにスーパーの非正規従業員が交渉を要求し
スーパーを長期間占拠して事件を基に
スーパーの従業員たちと大手スーパーとの闘いを描いた社会派ドラマです。

何だか救いようのないお話でしたね。

最後に部分的勝利を収めたようではありましたが
それって『部分的敗北』ということに他ならず

申し訳ないけど
何の戦略もなしに挑んでも無理じゃない?
所詮素人主婦集団よね?

なんて少し冷めた目で観ていました。


韓国の法律や社会保障についてはよくわかりませんが

弁護士や公的機関などに相談するとか
もっと上手いやり方はなかったんでしょうか?

悪徳経営者に対してではなく
この主婦たちにイライラしてしまいました。

主役のソニ…
子供たちを放置して闘争すべきだった?
子供たちの心にもっと寄り添って欲しかったです。

息子を修学旅行にも行かせてあげられず
電気も止められて
一体何をやってるの?
意地とプライドと仲間意識は捨てて
転職活動を頑張るべきだと思いました。



ソニの夫…
大工で島に出稼ぎに行っているという設定でしたが(作中に登場なし)
家にお金入れてないのかな?
妻と子供たちが苦労しているのに…
本作を観てて終始??でした。


闘争を扇動したくせにその後裏切ったシングルマザー(↓写真右側の木村多江似の人)…
自分は有能みたいなことを言っていましたが
初っ端から胡散臭くて
接客もちゃんと出来ていなくて有能には見えなかったし
個人的には不愉快な人でした。



あまり楽しい作品ではなかったですね。
お時間があればどうぞ。