アリス・スウィート・アリス
1976年のアメリカ映画です🇺🇸
監督はアルフレッド・ソウル。
建築家から映画監督に転向したという異色の経歴を持つ監督です。
12歳の少女アリス(ポーラ・シェパード)は学校や家庭で問題行動ばかり起こしているが、その背景には母親のキャサリン(リンダ・ミラー)が妹のカレン(ブルック・シールズ)ばかりを溺愛し、自身には目もくれないという家庭環境のせいでもあった。
そしてカレンの聖体拝領の日。
カレンが教会内で何者かに絞殺され、さらに遺体を燃やされるという残忍な事件が起きてしまう。
この事件以降、アリスたちが通う学校指定の黄色いレインコートにプラスチックのマスクを被った謎の人物がアリスの家族たちを襲い始めるが、妹殺しを含め、真っ先に疑いを向けられたのは他ならぬアリスであった……。
当時日本では劇場未公開だった作品です。
その後マスター等の紛失により長らく幻の作品となっていましたが
2019年にオリジナルネガが発見され
2Kスキャンでデジタル修復され
本日アマプラで観ることができました。
70年代の映画って好きですね〜♪
女性のファッションとかも好きなのですが
この時代のホラー映画には必ず教会が出てきて
シーンの1つ1つがやたら大袈裟で
必ず怖がらせてくれる…
本作も期待を裏切らない作品でした。
前半は犯人が誰なのか?ひたすら推理し
後半は犯人がわかってからのやりたい放題…
かなり楽しめました☺️
本作はあのブルック・シールズのデビュー作とのこと。
子供ながら完璧な美貌でしたね。
アリス役の子役さんも最初は太々しい感じでしたが
だんだん可愛く見えてきました。
名演技でした。
最後はとても意味深な終わり方をします。
そうそう…
70年代のホラー映画って後を引くような終わり方をするんですよね。
事件はまだ解決してないんだよ。
まだ続きがあるんだよ…的な。
全体的な演出はヒッチコックっぽかったですね。
かなりお薦めの作品です。
是非‼️