迷子の警察音楽隊
脚本・監督はエラン・コリリン。
文化交流のため、イスラエルにやって来たエジプトのアレキサンドリア警察音楽隊のメンバー8人。
しかし空港には迎えもなく、団長(サッソン・ガーベイ)は自力で目的地を目指すが、なぜか別の街に到着してしまう。
途方に暮れる彼らを、カフェの店主ディナ(ロニ・エルカベッツ)がホームステイさせてくれることになり……。
隣国同士でありながら
長い間敵対してきたイスラエルとエジプトの市民が音楽を通じて交流を深める夢のような一夜を描いたお話です。
1990年代のイスラエルが舞台です。
ユダヤの地に迷い込んだエジプト人と現地のユダヤ人人とのやりとりがとてもほのぼのしていて
ハートウォーミングな気持ちになりました。
コメディ映画の括りですが
いわゆるドタバタ系ではなく
どちらかと言えば『ヒューマンドラマ』にカテゴライズされた方がいいのでは?
と思いました。
エジプト人の音楽隊の皆さんは礼儀正しかったですね。
↓彼はチャラかったけど💦
個性的な面々でしたが
団長以外の人物背景はあまり描かれていなくて
ちょっと残念でした。
一方ユダヤ人の皆さん…
最初は感じ悪かったけど
民族や言葉が違っても同じ人間!
やがて心を通わせていく姿は観ていてとてもステキでした。
カフェの店主ディナ…
美しい人でしたが
余計な一言を放つタイプの女性で
私はあまり好きじゃなかったです。
劇中に流れる音楽は最高にステキでしたね♪
まずまずお薦めの作品です。
お時間があればどうぞ。