クワイエット・ボーイ

2015年のイタリア映画です🇮🇹

監督はステファノ・ロドヴィッチ。




村の大人たちが悪魔の格好をして子供たちを驚かせる祭り『クランプス』の日。

4歳になるトンミ(アレッサンドロ・コラービ)は祭りを怖がって父マヌエル(フィリッポ・ニグロ)のそばに行くが、酔っている父に邪険にされる。

母リンダ(カミッラ・フィリッピ)は精神的に薄弱なこともあり家で寝込んでいた。

その後トンミは一人で森の中に入り込み、行方知れずになってしまう。

事件から5年後。

街の地下道で孤児の少年(テオ・アキーレ・カプリオ)が保護される。

少年は何も喋らないが、年齢、身体的特徴から行方不明だったトンミではないかと連絡を受けたマヌエル。

DNA検査も合致し、事件を後悔し続けたマヌエルは息子だと信じるが、飼い犬が息子だけに吠えたり、教会を気持ち悪がるなど、凶暴な態度や素行に村人だけではなく、リンダと祖父も少年を息子ではなく悪魔の子だと疑う。

そして恐怖を感じた村人やリンダ、祖父は態度をエスカレートさせていく……。










祭りの夜に行方不明になり、5年後に発見された子どもが悪魔の子と疑われるホラースリラー映画です。


5年後に発見されたトンミは本物なのか?
悪魔の子なのか?
失踪事件の真相は?
といった謎解きを楽しめる作品なのですが
すぐにオチがわかってしまいました。

が!!

最後にどんでん返しがあって
私が思っていたオチとは違っていました💦

終盤はとても面白かったです。

ホラースリラーなのですが
トンミ役の男の子が可愛すぎてそんなに怖くなかったです💦



劇中で一番ヤバいやつが事件のキーパーソンです。
ヤバいやつ満載でしたが💦

お父さんはアル中だし
お母さんのリンダは
『私は正常よ!』
と言いながらリスカするし
お祖父さんは何考えているかわからないし
リンダの不倫相手の警察官も
ベビーシッターとそのお友達も
みんなヤバい人でした。




まずまずお薦めの作品です。
是非‼️